意外な落とし穴?初めての田舎暮らしをする前に注意すべきポイント
田舎暮らしの準備は「住まい」とか「仕事」など最低限決めなければいけないことがあります。
多くの人はここばかりに着目して候補地を決めがちです。
この他にも必須ではないけれど、確認した方がいいことってたくさんあるんです。
今回は確認すべきポイントを紹介します。
候補地を決める前に一度チェックしてみて下さい。
注意ポイント① 実家との距離
あまり気にしない人が多いのが「実家との距離」。
多くの人がこの説明を受けても
「田舎暮らしをしたらあまり帰らない人が多いのでは?」
と不思議そうな顔をします。
なぜこれが大事なのか、説明します。
交通費
交通費なんて帰省しなければいいだけではと思う方。
実家に帰らなければいけないシーン。
そう、冠婚葬祭です。
少し不謹慎な話にはなりますが、1人亡くなった場合、「お通夜・告別式」、「四十九日」、「一周忌」、「三回忌」、「七回忌...と法要を行う機会が結構ありますよね。
それに加え、両祖父母、両親、親戚、親友などいつかは訪れるその時もたくさんあります。
その機会が訪れるたびに帰省することになり、毎回往復の交通費がかかります。
まだ周りに結婚してない人がたくさんいる方は呼ばれる度に往復の交通費がかかります。
一度の帰省に往復交通費が2万円かかるとすると、年単位では大きな出費になりますよね。
冠婚葬祭には絶対に行かないと言うのであれば問題はありません。
でも大多数の人が行こうと思うことなのではないでしょうか。
「実家との距離」、一度気にかけてもいいことだと思います。
精神的な支え
田舎暮らしを始めると何かしら壁にぶち当たります。
近所に頼れる人がいればいいのですが、そんな人もいないとひたすら不満・ストレスを抱え込むことになってしまいます。
ましてやご近所付き合いがストレスの原因だと近所の人には話しにくいですよね。
そんな時に話やすいのが家族や友人です。
近所のことなんて知らないので、もうとにかく言いたい放題できます(笑)
不満をぶちまけるのが嫌な人は相談だけでもいいんです。
自分の中に溜め込むことを話すだけで、気持ちがスッキリします。
その地域でうまくやっていくにはこの機会がとても大事なんです。
不満のはけ口は必要です。
その相談・解消場所が遠いとなかなか行けないですよね。
2時間以内の距離にあると日帰りもできて楽だと思います。
ぜひ候補地検討の際は気にかけてみてください。
注意ポイント② 車の燃費
田舎暮らしの必需品「車」。
田舎ではどこに行くにも車で移動します。
生活の出費の中でもガソリン代は結構な割合を占めます。
通勤・買い物・友人との食事など、サッと考えても一日に結構な距離を走ります。
つまり燃費が悪ければ悪いほど、ガソリン代がかかるのです。
例えば1日60㎞走り、ガソリンが140円/Lだと想定してみます。
~燃費10㎞/Lの場合~
走行距離:60km = 燃費:10km/L = ガソリン使用料:6L =ガソリン代:840円
840円/日 × 1ヶ月(30日)
= 25,200円
~燃費20㎞/Lの場合~
走行距離:60km = 燃費:20km/L = ガソリン使用料:3L =ガソリン代:420円
420円/日 × 1ヶ月(30日)
= 12,600円
1ヶ月で月に12,600円も違います!!
年間にすると約15万円も変わってくるのです。
ただでさえ田舎の方が平均収入は低くなるので、少しでも抑えたいとこですよね。
車があればいいってわけではないということです。
あなたの乗る車の「燃費」も一度確認しておきましょう。
注意ポイント③ 病院の数
みなさんも病院があるかどうかのチェックはすると思います。
ここでみなさんに気にかけてもらいたいポイントは以下の2つです。
診療科の種類
大きな総合病院があれば特に気にすることはないかもしれません。
しかし、田舎では小さい病院しかないという地域もたくさんあります。
小さい病院ではそれぞれ専門とする診療科があります。
候補地選定の際にはここもチェックしておきましょう。
お子さんがいるようであれば「小児科」、お腹が弱いのであれば「胃腸科」など自分に必要な診療科があるかが大事になってきます。
子どもの救急病院の距離
意外と気にかけない人が多いのが「救急病院の距離」。
子どもは急に体調が悪くなることも多いです。
昼間であれば地域の小さな病院でも対応できるかもしれませんが、夜間だとそうはいきませんよね。
田舎では最寄の救急病院まで1時間かかるなんてこともあります。
各都道府県で子どもの救急対応ができる病院を紹介してますので、子どもがいるご家庭はまずチェックしましょう。
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今回ご紹介したこともあくまで気にかけた方がいいことのごく一部です。
田舎暮らしをしてから「あー、調べておけばよかった」とならないようにしっかりと準備をしていきましょう。
田舎暮らしは 事前準備 がとても大切です。
些細なことでも気になったらすぐにチェック!!
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