移住イベントで効率良く情報収集するためのオススメの方法
こんにちは、田舎暮らしビギナーのカンタ(@inabigi)です。
今回は移住先を決めるにあたって、情報収集の1つであるであろう「移住イベント」についてお話しします。
移住イベントに参加すると、こんな思いしたことありませんか?
・知りたかった情報を聞けなかった
・ただ歩き回って疲れただけだった
・たくさんの勧誘にうまく断れず、時間を取られてしまった
せっかく時間を割いて行ったにもかかわらず、「何の収穫もなかった」なんてことだけは避けたいですよね。
そこで移住相談出展側の僕から見る移住イベントをうまく回るコツを紹介します!
ちょっとしたポイントを抑えるだけで情報収集の効率がグッと上がります。
そのポイントをまとめたツイートかこちら↓↓
twitter.com【移住イベントでうまく情報収集するコツ】
— カンタ / 田舎暮らし広報担当 (@inabigi) 2019年1月10日
☑訪問するブースを決めておく
☑譲れないポイントを考えておく
(子育てに強い、海側地域など)
☑デメリットを聞く
☑先輩移住者がいるブースを優先する
☑都道府県のブースに先に行く
☑情報発信が多い自治体を選ぶ
移住イベントも事前準備が大事!
パッと見てわかるものもあれば、何でなんだろうと思うものもあるかもしれません。
この記事ではさらにそれぞれ詳しく解説していきます。
- 訪問するブースを決めておく
- 譲れないポイントを考えておく
- デメリットを聞く
- 先輩移住者がいるブースを優先する
- 都道府県のブースに先に行く
- 情報発信が多い自治体を選ぶ
- メジャーどころの移住イベント
- さいごに
訪問するブースを決めておく
直感でもいいですし、各自治体のHPを見てみるなりして気になるブースをいくつか決めておきましょう。
それを決めておくと、どこに行こうか迷った時にすぐに決められるので時間が無駄になりません。
オススメの調べ方は「仕事?物件?田舎暮らしの情報収集に役立つサイトまとめ - いなビギ!」でまとめているので、ご覧ください。
一番やめた方がいいのは、イベント会場でチラシを見てどこに行くか決めること。
紙で載っている情報は事前に調べれば知れることばかりです。
せめてブースに向かう途中に「あそこのキャッチフレーズ良さそうだなー」など目星をつけながら動きましょう!
譲れないポイントを考えておく
何より大事なポイントがこの「譲れないポイント」を考えることです。
人によってそれぞれ違うとは思います。
・海側の地域に住みたい
・子育てに力を入れている地域がいい
・スーパーが車で30分圏内にほしい
・総合病院がある地域がいい
など、5つぐらい考えておくと訪問するブースを決め手にもなりますし、話を聞く時に聞きたい情報を効率よく聞くことができます。
他の方もここが一番大事なポイントだと言ってくださいました!
twitter.comこれは間違いない!!
— ハシモトミナ。 (@mina_meme37) 2019年1月11日
個人的には2つめがとても大切だと思います٩(•ᴗ• ٩) https://t.co/WIdkQ1H50I
デメリットを聞く
これはブースで実際に相談している時のコツです。
僕がこれまで移住支援の仕事をしてきて感じたことは、自治体関係者はどうしても自分の町を悪く言うことを避ける傾向があるということです。
もちろんプラス面も検討事項として考えるべきですが、マイナス面こそ優先して検討しなければならない項目です。
・雪が多い
・虫が多い
・交通の便が悪い
・子どもの救急病院が遠い
など、人によっては絶対にそんなところには住めないという条件になりかねないことですよね?
だからこそ、相談する際にはその地域に住む場合のデメリットを聞く必要あるのです。
デメリットを言うことを渋ったりごまかしたりする自治体は、ちょっと疑った方がいいかもしれません。
お互いにミスマッチのない移住をするためには、情報はなるべくオープンにするべきだと思っています。
先輩移住者がいるブースを優先する
これはリアルな外からの目線という部分で大事になってきます。
自治体職員はずっとその土地に住んでいる人が多く、外からみれば当たり前じゃないことも当たり前だと思って説明しない(できない)ことがあります。
やはりそういう部分では先輩移住者の情報ほど頼りになるものはありません。
「自然が多い割に利便は良いけど、人間関係が密なのでそれに耐えられないと難しい」などと、リアルな意見を聞きやすいです。
都道府県のブースに先に行く
これはそんなこと言っても訪問するブースを選べないよという方向けのポイントです。
とりあえずエリア(〇〇地方)を絞って、そこに該当する都道府県ブースに行きましょう。
そこでは②で考えた自分の譲れないポイントを話してみましょう。
都道府県側もそれならば、この自治体がいいといくつかオススメしてくれます。
手当たり次第に行くよりもずっと目的に沿った形でブースを回ることができます。
情報発信が多い自治体を選ぶ
これはあくまで目安にはなりますが、情報発信が多いとこほど移住サポートがしっかりしている場合が多いです。
情報発信できるということはそれだけ手元に情報があるということですし、どんな人に向いている地域かどんなことなら提供できる地域かを説明できるはずです。
情報がない地域ほど怖いものはありませんよね。。。
メジャーどころの移住イベント
では、実際に「移住イベント」ってどんなのがあるの?という方にメジャーどころをご紹介します。
JOIN移住・交流&地域おこしフェア(東京)
今、日本で有名な「移住イベント」といっても過言ではないでしょう。
毎年1月下旬に開催され、400団体以上が参加する日本最大級のイベントです。
その分、会場が広いです。
うまく回らないと何も収穫がないなんてことになりかねません。
ちなみに僕が住む、福井県南越前町も毎年出展しています(2019年現在)!
ふるさと回帰フェア(東京・大阪)
東京は毎年9月、大阪は毎年7月に開催されています。
約370団体(2018年)も参加しており、こちらも国内では最大級の移住イベントの1つです<東京>
<大阪>
いい街発見!地方の暮らしフェア(名古屋)
参加団体は約50団体(2018年)と他2つと比べると小規模ですが、名古屋では最大級の移住イベントです。
その分、中京圏から近い自治体の参加が多く、中京圏近辺で移住を検討されている方はもってこいのイベントです。
会場が狭い分、疲労も少ないです(笑)
〇〇地方or各都道府県が主催の移住イベント
都道府県まで絞れているならば、各都道府県が開催する移住イベントに参加するのも1つの手です。
より深く話を聞きたいならば、間違いないでしょう。
企業も参加しているようであれば、就職の話もきけて一石二鳥です。
僕が住む福井県でも毎年開催されています!<大阪>
<東京>
さいごに
うまく情報収集するポイントをお伝えしてきましたが、1回の参加で満足のいく情報を全て手に入れることは難しいと思います。
上記で紹介したポイントを抑えながら、何度も足を運び確実に情報を増やしていきましょう。
移住イベントでなくとも都市部に普段から移住相談ができる「ふるさと回帰センター(有楽町)」などもあります。
それらも活用してしっかりと移住に向けた事前準備をしていきましょう!
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