田舎暮らし初心者が失敗しないために踏むべき7つのステップ(前編)
近年の移住ブームに押され、多くの方が「田舎暮らし」に興味を持っています。
実際に田舎暮らしを実現させ、憧れるような生活をしている人たちはたくさんいます。
その一方で、田舎暮らしを始めたものの地域に馴染めなかったり、積雪が1mを超える雪国での生活はできないなど都市部へ逆戻りしてしまう人も多いのが現実です。
田舎暮らしはしたいけど、何から始めればいいかわからない。
でも失敗はしたくない。
そんな方に向けて“田舎暮らしを失敗しないためのステップ”を紹介します。
ステップ① 田舎暮らしの「目的」をハッキリさせる
・ゲストハウスをやりたい
・家庭菜園がやりたい
・のんびり暮らしたい
・自然あふれる場所で子育てしたい
など
明確なほどいいですが、まずはこれぐらいの目的は決めましょう。
後で田舎暮らしについて調べていけば次第に明確になっていくはずですので、あまり心配はいりません。
しかし、最終的にここをしっかり決めておかないと、ふと振り返った時に
「なぜ自分はここにいるんだろう」
と不安に襲われたりするので注意しましょう。
そして、田舎暮らしの目的決めの参考になるのが「移住者インタビュー」です。
実際に成功体験をした人を見ることで、自分のやりたいとが浮かんできます。
移住促進を行っているほとんどの自治体がこのインタビューを紹介してくれているので
「移住者インタビュー」
と検索してみましょう。
また下記の「ココロココ」の記事ではその「目的」を考える上でのヒントを紹介しています。
あなたにとって移住とは?目的と場所を考える
ステップ② 家族やパートナーに相談する
移住候補地を探す前にするべきことが「相談」することです。
相談をすることで、憧ればかり描いていた自分が見えてなかった現実を知ることができます。
単独で行くのであればそこまで気にする必要はありませんが、一緒に行くならば大問題です。
自分自身は問題なくても家族やパートナーが原因で逆戻りせざるを得なかったケースがたくさんあります。
そんなことで田舎暮らしが失敗なんて嫌ですよね?
そうならないよう事前にしっかりと話し合いましょう。
時には田舎暮らしの壁となってしまう家族やパートナーですが、移住先で辛い時には本当に大きな支えとなります。
個人的には誰かと一緒に行くことをオススメします。
ステップ③ 候補地の情報収集をする
基本的には事前に決めた「目的」に沿って候補地を探します。
きっと目的を決めていく過程でざっくりと行きたい場所が見つかるはずです。
まずはインターネットでその土地を調べ、移住者の受け入れ体制を確認しましょう。
チェックポイントは「移住支援制度」と「移住支援部署・団体があるか」です。
ここがしっかりしていると移住前後のサポートが手厚いです。
もし全く検討もついていない場合には「全国移住ナビ」を利用しましょう。
全国の各自治体の情報を一挙に確認することができます。